高度不妊治療について

一般不妊治療でうまく妊娠されない場合、その後の治療をどうしたらよいかについて説明いたします。
不妊治療1でお示ししたように、不妊症であればまずかかりつけの産婦人科て相談され、検査、治療をおうけになるとよいでしょう。

しかし治療の効果がでない場合、そのままの治療でよいかどうか再検討する必要がでてきます。
一般不妊治療でうまくいかい場合、高度不妊治療を選択のひとつとして考えることは重要で、不妊治療にとって特に女性の年齢は大きな問題をもちますので、なおさら一般不妊治療の治療期間を考えることは大切になります。

また卵管に異常がある場合には治療方針の変更をすみやかにされてもよいとおもわれます。
何年間治療して、効果がなかったら方針を変更すべきか、きまっているわけではありませんが、やはり一年、一年、これでいいか検討しながらすすむべきでしょう。
たとえば人工授精であれば10回こころみて効果がなければ、その方法が有効かどうか一度考え直すことは必要です。

さて高度不妊治療とは、おおまかにいえぱ卵巣から卵をとりだして、特殊な環境で精子と受精させる方法といえましょう。
もともと卵管に異常があって、精子、卵ともに正常であっても受精できなかった人に行われてきた方法で、体外受精胚移植がもっとも一般的です。

現在は卵管に異常がある方のみならず、子宮内膜症、免疫異常、男性因子、あるいは原因不明ながら長期不妊のかたにもはぱひろく応用されています。
治療効果はある程度高いですがもちろん100%ではありません。
その大きな理由は体外受精胚移植で、受精卵を子宮にもどすときに着床がうまくいかない点があげられます。

現在さまざまな方法で、着床の改善の試みが行われています。
また精子に高度の異常があって受精がうまく行われないときには顕微授精という方法もあります。
いずれにしても高度不妊治療を選択する上での大きな問題は、タイミングをのがさないということでしょう。
またこの治療をお受けになるときはご夫妻でくわしい説明を医師からうけること、またご夫婦でよく話し合うこと、最後に治療のメリット、デメリットをきちっと理解して行いましょう。
開業医でも不妊症を中心に治療を行っている施設もありますので、お近くの産婦人科でまずご相談下さい。
不妊症治療について充分情報を得てから判断されるとよいでしょう。